厳しいことを言う人は、本当に相手のことを考えてくれる人?part1



こんにちは、みいです。





いきなりですが、周りにきついことを言う人っていますか?

私にとって大事な人達は、なぜか?言葉のきつい人がほとんどです。



今日は「きつい人、実は相手のことを真剣に考えてくれている人」という話をしていきたいと思います。



あえて今日のテーマに「言葉がきつい人」をあげてみました。

私は見方、捉え方を変えたら本当に力になってもらえました。



なぜ私がそう感じることができるようになったのか

きっかけとなった同僚S(男性)さんについて話していきます。

私の住んでいた地方では、

山育ちの人は、穏やかな人

海育ちの人は、さっぱりしているんだけど言葉がキツイというイメージが

あります。一般論じゃないですけどね。



私は山育ちなので、気持ちは穏やかな方です。

言葉のキツイ人ってあんまり記憶がないんですよね。

だから言葉がキツイと、私はびびっちゃうんですよ。

「あーー、ダメだわ。この人無理そう、、、」って。



私がお世話になった同僚Sさん(男性)は、

見た目はイケメン。

目はくりっと大きくって、まつ毛が長い。笑

しかし、イケメンも最初だけでした。

もう喋ったらですね、

「何やってんのよ。」

「お前これやれ。」

「これはお前に任せた。」

やー、まじでビビりましたよ。



怖くて怖くて、できるできないに限らず「はい。」という選択肢しか

なかったです。

影で涙することもありました。あまりにもの言葉のきつさに、、、。

うーん、あの時は私も若かった。



当時、私はワープロで仕事をしていました。

機械は苦手でしたので、学生時代はレポートもワープロでした。苦笑



そんな私がワープロを使っているのを見たSさんは、こんなことを言いだしました。

S:「パソコン買え。俺が教えてやる。」

私:「無理です。できない。」

S:「やーれ。これから先転勤してもパソコン使えなかったら大変だろ。

  教えるからやれ。」

言葉怖いです。ビビりまくりです。



でも、Sさんが言ってるのも一利あるよなと考えた末

私は即パソコン購入。





買ったからと言って、すぐ使いこなせる私ではなかったです。

四角の枠で囲った連絡網みたいなものを作るのですが、できません。

コピーというのを知らない。

その前に「四角い枠はどうやって作るの?」みたいなレベル。



文書を打っていると行の初めが揃わないことがしばしば。

2行目が1字ずれるみたいな。

さらに打った文章が消えた事件。



まーー、やらかしました。

ただでさえ忙しいのにこんなことで時間がなくなってしまうのは、

精神的に追い詰められました。



やることたくさんあるのに、思うように進まなくて

悲しくて悲しくて目に涙がいっぱいでした。



基本私は子ども達がいる休み時間は一緒に過ごす派なので、

職員室にはあまり戻ってきません。

なので私は放課後からが忙しいのです。

そんな私の斜め前に席のあったSさんは、

ちゃーーんと私のことを見ていてくれたのです。

見て見ぬ振りってやつですね。

Sさんは、私が困り果てているのを見ると、コーヒーカップを持ちながら

「進んでるかー」といつもタイミングよく現れ、



私:「これができないです。」と言うと、

Sさんは「こうだろー」って感じでそれは丁寧に教えてくれて、

私は教わったことをノートにひたすらまとめました。



Sさんは、自分が忙しくてもちゃんと私と付き合ってくれるのです。

1冊のmy パソコンノートが出来上がりました。

怪しい図で書いたりしてましたが、

なかなか評判の良いものに仕上がりました。笑





ある時はチームで仕事を組んでいましたので出来上がると

Sさんは「次これやれや。」

私は、またかーーー。他の仕事もあるのにと焦り、

悲しい気持ちの繰り返しでした。



でも、それを繰り返しているうちに

Sさんの優しさに気づき始めたのです。



言葉はキツイけど、

これってSさん流の優しさなんだなって思い始めるようになりました。

私は遠慮がちな面もあったのですが、

Sさんはバンバン私になんでも言ってきます。

誰が見てもキツイです。



でも結果、Sさんのおかげで私はパソコンができるようになりました。

後々の転勤先でも困ることはなかったです。



また、仕事がうまくいかず悩んでいると、、、

ちなみに私はいつも元気で明るいキャラでした。

私は辛いことがあって心で思っても、

顔には出さないタイプです。



でもそれをすぐ察するのがSさん。

かないませんね。器の大きさと言いましょうか。



慰めることは絶対しない人です。

褒めることもしません。



しかし、キツイ言葉をよくよく聞いていると

私のことをなぜか知っていて話してくれるのです。

常に周囲に気遣いのできる人だとわかってきました。





私はこのパソコン葛藤事件を通して、

人には色々な優しさ、気遣いがあるんだなと感じました。



ここは、すごく個性の面白い人がたくさん集まった職場でした。

それぞれの優しさがあって、

さりげない気遣いがあって

多くのことを学びました。

この職場で学んだことが、

その後の出会いにもいい意味で影響をもたらします。



今日は同僚Sさんとの出会いを通して、

言葉のきつい人は、実は相手のことをよく考えてくれる人

ということを学んだので話してみました。



それでは今日はこの辺で

ありがとうございました。



 

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