田中圭一「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」【感想】はたくさんの事例から学べる漫画。自分の経験と絡めて語ってみた



こんにちは、みいです。





田中圭一さんの「うつヌケ」のレビュー評価が高いので読んでみました。

今日は自分の経験と絡めながら感じたことを話していきます。



20話で構成されていますが、漫画ですので読むハードルも低く理解しやすいと思いました。

レビューの中には鬱にもいろいろあるんですという内容もありました。



確かに人それぞれ置かれている状況は違います。



でもよくよく紐解いてみると共感できる部分があるのではないでしょうか。

「うつヌケ」で書かれているストーリーを俯瞰して見ることができれば、

つまり1段高い視点から読むことができれば考え方が広がる内容だと思いました。



結論からいうと、たくさんの事例から学べる内容になっています。

うつ病の人に限らず悩める人たちにこそ読んでもらいたいと感じました。

 

第1話 田中圭一の場合①

”もっともっと がんばらねばーと自分のハードルを上げてしまった。”

これはいつか限界がきます。限界が来た時、自己否定に走ります。

本書では「自己嫌悪」と書かれていますが。



私は頑張りすぎました。頑張っているとちょっとした成功も自分で認められなくなってしまうんです。

できたら次、次と気がつくと自分のハードルがどんどん高くなっているわけです。

これは自分を苦しめますね。



第2話 田中圭一の場合②

31p

ステップ1 ありのままの自分を受け入れよう。

ステップ2 「ーねばならない」という考えは棄てよう。

ステップ3 ネガティブな言葉はやめて自分をほめよう

ステップ1 ありのままの自分を受け入れよう。

本書では「能力が足りない?うん!それも含めて自分だよ」とありますが、まさに自分を受け入れるということですね。

それを受け入れて「だったら今の自分には何ができるかな?」と考えた方が、精神的にも楽になれます。



例えば仕事でしたら、得意な人に聞いてみるとか、任せてみるとかできます。

昔の自分もそうでしたが、自分で抱え込んじゃうんですよ。



みっともない自分いいじゃやないですか。

できない自分いいじゃないですか。

そう感じるからこそ課題が見えて、それに向かって頑張れるわけです。





ステップ2 「ーねばならない」という考えは棄てよう。

これは「決めつけ」とも置き換えられますが、この考え方は自分を苦しめます。

私はこれで自分を苦しめていました。

うつ病が治ってからは、謎の決めつけは意識してます。

過去に決めつけをやめたら、気持ちが軽くなりました。





ステップ3 ネガティブな言葉はやめて自分をほめよう

辛くなるとついつい出てしまいますよね。

これって自分のダメなところばかり目がいっちゃいますが、今は辛くなると特にですね。

今はちょっとできたことでも「やればできるじゃん」「こんな私でもできた」とか自分をほめてます。

プラスの言葉は意識して使っていると、やっぱり前向きになれますねー。

できたから次、、、みたいな感じで。



第3話 田中圭一の場合③

21p

ボクの「うつ」を重くしているのは

「はげしい気温差」?!

うつ病には色々な外敵要因が確かにあります。

その中の一つとして気温差が上がられていますが、何と無く腑に落ちました。



私は心療内科にかかっていた際に、「気温差には気をつけてくださいね」とか

「太陽の光を浴びるようにしてください」とかいろいろ言われていたことがありました。



あの時は『はっ?」って感じで気にも止めてはいませんでしたが、

自分が元気になった今、わかります。



私は気温が下がると、ま、冬とか、日が暮れるのが早くなる「秋」

これは気分が下がりますね。

朝早起きしても暗いと朝からブルーです。



冬の寒い日は、心までが冷え込みます。

なので部屋を暖かくして体を冷やさないようにしたり、

ホットカーペット買って下からも体が冷えにようにしていました。

秋は秋で朝起きたらカーテンを全部ガラッと開けて光を入れるようにしていました。

朝に関しては暗いので電気をつけてとにかく部屋を明るくしていました。





第4話 照美八角の場合

38p

そりゃ「責任」や「立場」もあるでしょうけど

自分が壊れる前に「逃げる」道もあるんだ!

そんなこと自分にはできない!という声が聞こえてきそうです。

世の中には逃げれない人だっているわけです。



でもちょっと考えを変えてみたらどうでしょう。



何日も休むとか考えると途端にハードルが上がります。

なので1日だけ休んでみるとか考えるとできそうな感じがしませんか?

逃げることは恥ずかしことではないと思います。

これで気持ちが落ち着くのであれば逃げはあってもいいと思ってます。



人間体が大事です。

壊してしまっては元も子もないですからね。

私は1年近く休職しました。

休職して元気になった時は、やっぱり健康第一って思いましたね。

考え方も随分と変わりました。



逃げて見えることもあるんですよ。

 


第6話 大槻ケンジの場合

49p

成功しても失敗しても

その人生は間違いではない

共感できます。やっぱりそうだよなと考えながら読んでいました。

何か行動したから成功できたし、失敗もわかった。

失敗というと人は誰しも「失敗」なんてしたくないですよね。



でも失敗してみて見えることだってあると思うんです。

何も挑戦しないで最初から「無理無理」と言っていたら、

前には進めませんよね。行動していないのだから永遠に無理です。



私がそうでしたから。去年は「あーあ、どうしよう」と頭の中でぐるぐる考えているだけ。

これこそが失敗だと感じました。



でもやってみて「あー、なるほど。そうだったのか」と思えたら

次からは同じことはしないで、他の方法を考えることができます。

だから失敗は、「失敗じゃない」です。





49p

「不安」は消えることなく

時々ちょっかいを出してくる

困った存在だけど一緒に歩くことが可能なヤツだ

ーーそう思えるようになってきたんです

こう思えるよになると最高ですね。

私も不安はたくさんあるけれど、うまく付き合っていこうと前を向いています。





第7話 深海昇の場合

58p

医者から処方される薬や治療法を信じてほしい

ここは微妙でしたね。私はうつ病でしたが無意味な薬を処方され大量に飲んでいましたから。(これは私の場合ですが)



でも他のクリニックを訪ねてみたというのは共感できました。

私はたまたま転勤の関係で長年通院していた病院を変えざるをえませんでした。



この薬の量は!!!!!!!と医師に驚かれました。

やっぱりーーーーーーという感じでしたね。



以来薬の量は減りました。

先生の話を聞けて納得しましたし、ラッキーでした。

私はこの先生のもとで治すと、その時初めて治療法を信じようと思いました。





第8話 戸地湖森奈の場合

66p

「うつとつきあった15年間があったから 今の自分がある」

この前向きな言葉、ステキです。

私も経験者としてわかります。

うつ病は辛かったです。でも色々なことが私も見えました。

過去は変えられないけれど、その過去のおかげで前を向いて歩いている自分がいます。





第9話 岩波力也・姉原涼子の場合

この話に出てくる「逆の視点」

視点を180度変えることで、見える世界が違ってくるということです。

うつ病の時はここはなかなか難しいです。たくさん点があったとしたら点が一つしか見えないような感じですから。

でもこの視点を持てるようになると最強です。

仕事をしていた時はイラつくことも減りましたし、深く悩むこともかなりなくなりました。





第11話 宮内悠介の場合

88p

すべてのプライド

心を縛る鎧を捨てたことが

この状況を底打ちさせて

自分の心の病と向き合うことになったんです。

心を縛る鎧。わかりやすい表現ですね。

うつ病になる人は心を縛る鎧を着てるんですよ。何重にも重なった鎧を。重い鎧を、、、。

一度に全部の鎧を捨てることはできなくても、一つずつ捨てていくことができれば心は軽く慣れます。

私も昔は随分と着ていたものです。





第13話 精神科医ゆうきゆうの話

・思考のクセ

・物事を高い位置から客観視する

・日記(これは認知行動療法と違ってかなりハードルが低いのでやってみるのもありです。)

・気分が落ちた時、、、それは人生の自由時間

 なるほどと思えるような言葉がたくさん散りばめられています。





第15話 まついなつきの場合

「自分の責任だと思っていることを減らしなさい」

これですよね。

これは自分が思っている「決めつけ」みたいなものなのですが、

その前の鎧の話じゃないですけどたくさんあると苦しいです。



少しずつから始めることができると最高です。今までも話してきましたが、本当に楽になれるんですよ。

ハードルが高いのは最初だけです。

私はそれを乗り越えることができたら意外とできるようになりました。





第17話 熊谷達也の場合

132pにあるうつについてのいくつかの法則についてです。

特に「うつになりやすい人あるある」→「うつトンネルのあるある」のところです。

最後は自信を失い、自己否定です。

怖いのは自分が知らないうちに頑張りすぎているということです。



ある日、ガクンときます。そういう時は、体が悲鳴をあげていると気づくように

意識することが必要です。

私は「体のサイン」には気づくようになりました。

そういう時は立ち止まります。すると考えや行動が変わるわけです。



「家族」についてですがありがたいものですね。

私もうつ病の時は、家族、友人には助けられました。

両親は責めることなく暖かく接してくれていたのを思い出します。

いつも通り何事もなかったかのように、普通に接してくれていました。

「感謝」の気持ちでいっぱいでしたね。





第18話 内田樹の場合

「ムリくり深呼吸」(139p)

これはオススメです。



私もよくやっていました。

どんな時かというと、イライラ、マイナス思考になる時は思い切り息を吸って

ゆっくり吐き出すみたいな感じです。(本書のように10回以上はやっていませんでしたが。)

不思議と固く緊張している体がほぐされるような感じにはなれました。

不安になっている時って実は体がかなり硬直しているんですよね。







ここまで20話の中からいくつか選んで、

自分の経験と絡めながらまとめてみました。



20話の総まとめのところで

上手に付き合うことも考えようとありました。



確かにうつ病になると「早く治さなきゃ」と焦る気持ちもあります。

すごくその気持ちわかります。



むしろ早く治そうと考えるならば、この「うつヌケ」の事例を参考にしながら

うまく付き合っていこうくらいの気持ちになれることが、

実は近道なのかな?と感じました。



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それではこの辺で

ありがとうございました





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