今日は休職について話していこうと思います。
私は休職して良かったと思っています。
確かに辛いことはたくさんありました。ありすぎました。
だけど、自分を見つめ直す貴重な時間になりました。
と言いますのも、心も体もしっかり休養できたからだと思います。
うつ病が治った今も、今の自分の心はこれくらいだな。
これ以上やったら精神的に参ってしまうとかある程度自分にブレーキを
かけることができるようになりました。
思考の悪いクセも自分でわかっているので
だったらどうする?と考えることもできるようになりました。
私のことを簡単に話します。
原因不明の病気からうつ病に
私は原因不明の病気からうつ病になり1年間休職しました。
その間記憶喪失になりました。
朝も夜もわからない状態。寝てるだけ。
無気力。呼吸してるだけって感じ。
薬の副作用で言葉も満足に話すことができない。(ろれつが回らない)
手の震えで字を書くどころか、鉛筆すら持てない状況。
死んじゃってもいいかな?と考えることもありました。
それはそれはひどい状態でした。
あまりにもの情けなさに恥ずかしくて、引きこもりました。
完全に人目を避けてました。
詳しくは私の「脱・うつ物語」を読んでいただければと思います。
こちら脱・うつ物語
休職の延長手続き
何もできない自分という情けなさ。
みんなバリバリ仕事をしているんだろうな。
それなのに私は何をやってるのかなという焦りがありました。
私はもう第一線から外れたんだなとか。
毎日が複雑な思いでいっぱいでした。
あまりにも焦りすぎて、勉強しなきゃと肩に力が入って
本をたくさん注文したものです。
でも、字を読むことすらできないんですよね。
思考力ゼロって感じで、ますます落ち込んでいきました。
あー、私の人生は落ちるところまで落ちたな。
と何度考えたことでしょう。
ゆっくり流れていく時間の中で得られた心の変化
毎日時間だけはゆっくり流れていきました。
そのゆっくり流れていく時間の中で、心も体も休まっていたのか
意欲が出てきて、本を読んだり外に出てみたりと行動に
移すことができるようになりました。
今まで猪突猛進で過ごしてきた自分を
振り返ることができるようになっていました。
自分で自分を苦しめていたのです。
1年間休職しましたが、あのまま途中から仕事復帰していたら
自分はどうなっていただろうと考えると、ゾッとします。
急がば回れと言いますが
私は回る方を選んで正解だったなと思っています。
それがあったからこそ今、元気に過ごすことができています。
休職は恥ずかしくない
休職というと、
恥ずかしい。
迷惑をかける。
お金がかかる。
将来に影響が出るなどなど、ネガティブイメージが聞こえてきます。
実際私もそうでした。
でも、辛いままでこれから先も過ごせますか?
元気だったら、仕事もできます。好きなこともできます。
私の元上司がうつ病になりました。
最後は自分から降格を希望して一般職になりました。
でも、すごく元気に生き生きと仕事をしていました。
そこにはプライドとかは全くなくて、
自分が生きやすいように生きる道を選んだのです。
当時の暗かった表情を感じさせなくらい生き生きとしていました。
プライドなんて必要ないです。
プライドよりも自分の体、心の方が大事です。
自分の気持ちをリセットする。
うつ病の症状を軽減させるためにも
やっぱり「休職」ってありだなと思います。
決してそれは逃げではないです。
自分の休職の時を振り返りながら、
休職することについて話してみました。
私が買って良かったうつ病教材レビューはこちらです。
→プチ認知療法教材レビュー
こんな記事も書いています。よろしければ
→うつ病=人生終わった、じゃない
→うつ病薬の副作用で恐怖を感じた話
→うつ病になった私と距離をおいた友達がいましたが、気にする必要はないと思った。
ではこの辺で
ありがとうございました。
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