「オススメの本ありますか?」と後輩に聞かれたので答えていこうと思います。
私がうつ病で薬漬けになっていた頃、
先生に「薬いつ減るんですか?」と良く尋ねていました。
元気なのにも関わらず、薬は減らず状態でした。
そんな時は「先生、何かオススメの本ってありますか?」とよく聞いていました。
その時は、入門認知療法、自分の考えたことを記入していく本を紹介されたのですが、結局は挫折。
何なのか内容を理解できなかったですし、
自分の考えを本に記入していくとか全然わかりませんでした。
自分で認知療法をやっても一人じゃ手応えもなかったですし、
ただ書いて「ふーーん」という感じでした。
結果、本を読むのも記入するのもやめちゃいました。
その後、心療内科にかかった際に、
当時大学生が書いた「ネガポ辞典」というのを紹介されました。
先生曰く、「これだけ考えることができれば、立派な心理士?になれる。」と話していました。
このネガポ辞典ですが、ネガティブな言葉も見方を変えると
プラスに変換できるのかってことがたくさん書かれています。
思わず読んでいる方も「クスッ」と笑っちゃいます。
この本は辞典と言っているだけあって、パラパラとめくって
自分に響きそうな言葉が出て来たら読んでみるといいと思います。
最初からガッツリ読む必要はないです。
この本は本当にネガティブな言葉が、これでもかというくらいに
うまくプラスな言葉に変換されています。
職場、人間関係なども、自分の受け止め方次第でストレスの度合いも違ってくるんだなと考えさせられた1冊です。
悪く言えば「こじつけ」と捉えられるかもしれないが、
この変換する発想を得られたことは私にとって大きかった。
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例えば「口うるさい」(ネガポ辞典より抜粋)
①思いやりがある
(思いやりがあるからこそ、口やかましい)
②重要事項を思い出させてくれる。
(重要事項を何度も確認してくれるので忘れずにすむ)
例文
「何度も何度も口うるさいなー。わかったよ、ババア」
↓
↓
ポジティブに変換すると
「何度も言ってくれて、重要事項を思い出せたよ。さすがだね、お母さん」
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こんな感じの内容なのですが、
これをこじつけととるか、
こういう発想もあるんだなと感じるのとでは得られるものも違ってきます。
自由な発想で、肯定的に捉えようとするこのスタンスは
見習いたい、と読んでいて思ったものです。
このポジティブに転換する発想、
人間関係でも使えました。
ある勤務先に移動してから、すごく愛想の悪い年配の方と仕事を組むことになりました。
ネガティブで捉えると完全に先輩は、
見た目がきつそう。
怖い。
言葉はきつい。
愛想悪い。
あー、これからどうしよう。どうなるんだろう?
最初はどうしようかとビビってました。
まさにネガティブのオンパレード。
でも、普段の発言を聞いていると、
・自分の考えをしっかり持った人。
・周りに流されない人。
と、私は勝手にポジティブに捉えました。
ペアを組んでどうなったと思います???私たち、、、。
↓
↓
↓
↓
話してみたら、すごく喋るし、経験豊富なだけあってアドバイスもたくさんもらえるし、
なんといっても体育会系のノリではっきりしていて、
面白い。面白すぎました。
当時20代の私と50代の先輩。
いつの間にか誰もが恐れている先輩とは、
周囲がびっくりするほど
何でもズバズバ言い合える最強女子チームになりました。
年齢なんて関係ないって感じになりました。
ネガティブな気持ちを持ったままの私だったら、
ここまで仲良くなれなかったですね。
思い切って声をかけて正解でした。
最初の印象、評判で勝手に判断していたら、
私は学びのチャンス
せっかくの出会いのチャンスを得ることができなかったです。
関連記事はこちら→厳しいことを言う人は、本当に相手のことを考えてくれる人?part1
他にもたくさんあるのですが、それはまたおいおい話していきますね。
それでは今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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