今日は、私が鬱だと分かったとたんに
仲の良かった友人が私から距離をとったという話です。
私にはずっと仲良しだった同僚のY君が、
去っていくという辛い出来事がありました。
本当に悲しかったです。
この件から学んだことがあります。
自分から去っていった同僚、友達とかでもいいんですけど、
無理に関係を修復しようとして追いかける必要はないってことです。
私はその同僚のことを追いかけないと割り切りました。
そうしたら新たな出会いがありましたし、
今周りにいる人達を大切にしようと思えましたからです。
では、私の辛かった時の話です。
同僚Y君です。
彼とは20代の時から仕事以外でも、
週末はドライブに行ったり、
電話のやりとりを週に何度もしあう気の合う同僚でした。
仕事のことでもアドバイスをたくさん受けることもありました。
みんなで集まって飲み会をしながら、
朝まで仕事について語り合うこともありました。
同僚が友達という関係でもあったのです。
(好きとかそういう気持ちじゃなくて)
久々に気の合う友達ができました。
社会人になっても何でも言い合える友達ってできるんだなと、
当時は嬉しかったのを覚えています。
4年くらい経った頃です。
Y君は転勤でちょっと遠くに引っ越しました。
私たち公務員は転勤族なので出会いがあれば
別れもある職業です。
その後も電話のやりとりをしながら、
仲の良い友達でした。
ところが、私は30代にうつ病になってしまいました
当然こういう話はすぐ広まるものです。
私はうつ病から職場復帰して元気になった時に、
久々にY君に電話をかけてみました。
私:「もしもし?」
一緒に職場の人達と家に集まっていたらしく
男:「今、変わりますね。ちょっと待ってて下さい。」
私は1分くらい待ちました。
何か用事でもあるのかな?
と思いながらも待っていました。
流石に同僚の男性もあまりにも電話を待たせるので、
男:「 Yさん、電話出ないんですか?」
と、声をかけているのが聞こえました。
私は電話に出るのをずっと待っていました。
長い時間が過ぎているようでした。
いや、長いこと待ってました。
その待っている間、遠くで聞こえた声にびっくりし。
唖然としてしまいました。
Y:「電話そのままにしておけば、勝手に切るでしょ。」
「そのままにしておけばいいわ。」
と言っているY君の笑い声が聞こえてきました。
えっ?????
一瞬自分の耳を疑いました。
そうです、Y君は最初から電話に出る気がなかったのです。
悲しさと同時に怒りがこみ上げてきました。
そして、その待っていた間の自分の姿を想像してしまい
情けなくも感じました。
ようやく私は我に戻り、
ガシャン!と受話器を置きました。
その日はショックでしたね。
出るまで受話器を持って長い時間待っていた
自分の姿を想像すると、
本当に情けなくなりました。
まっ、うつ病になった奴は関係ねーー
関わりたくないってことですよ。
私は今回のY君との出来事で、
「私、なんか悪いことしちゃったかな?」
「今まであれだけ仲良くやってたのに、、、」
と、色々考え込んでいました。
精神的にかなりのダメージを受けていました。
私の元同僚Nさんは私の話を真剣になって聞いてくれました。
うつ病の私でも今まで通りに接してくれました。
人間不信になりかけていた私にとっては
すごくありがたい存在でした。
そして、だんだん私の気持ちが冷静になってきました。
別に離れていった人のことは考える必要はなくて、
離れてしまったら、もう一生関わることはない。
そんなことを考えても時間の無駄だし、
精神的にも自分を苦しめてしまう、
とうことに気づきました。
そして、自分の近くにいる人達と
一緒に楽しい時間を過ごせることが一番だと
わかったのです。
だから、離れて行った人のことについては
あーだこーだ考えるのは時間の無駄です。
これを機に、
「去って行った人達は、追いかける必要はない」と思いました。
うつ病になると、人間関係がギクシャクしたり
今までとはなんか違うなとか敏感になりがちです。
人間関係に関しては、些細な言葉でも気になるのです。
そして余計なことまで考えてしまいます。
でも、気にすることはないんです。
実際、私はその後の転勤先においても
今なおおつきあいさせてもらっている
仲間はたくさんいます。
私は夫の仕事の関係で退職したのに、
今でも手紙のやり取りをしています。
帰省した時には会いにきてくれます。
ありがたいですね。
自分の今、周りにいる大事な人を
大切にしようと思いました。
辛かったけれど、こうやって振り返ると
「追いかけなくて良かったなと」、と思っています。
去って行った人は気にする必要はない、という話でした。
私が買って良かったうつ病教材のレビュー
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それでは、今日はこの辺で。
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